沖縄事業所『リウマチと向かい合って』

沖縄県那覇市 A・Tさん(73歳)


肘のあまりの痛さに我慢できず、パジャマにガウンを羽織り、夜中に病院へ。それから・・・リウマチと向かい合って23年がたちました。
Tさんは小学校5年生の頃、沖縄戦を体験し、いくつもの苦難を乗り越えてこられました。戦後の貧しい生活の中、父親の営んでいた家具屋を手伝い、小さな妹達の面倒を見ながら、生活を支えてこられました。

19歳で結婚してからも、子育てをしながら、布団や座布団カバーの縫製、洋服のお直し等の内職をこなし、忙しい毎日を送って来られました。
「食事も摂らず、寝る間も惜しんで、働き詰めの人生だった」と昔を振り返り、お話しして下さいました。
そんなTさんが、今リハビリも兼ねて取り組んでいるのが「くるみ絵」です。型紙をスポンジの台紙に貼り、切り取り、和紙でくるみ、形を組み合わせて色紙に貼っていくという細かい作業です。「リウマチの痛みと左手の麻痺で、なかなか集中できず進めていくのは難しい。でも少しずつ丁寧に仕上げていきたい」と頑張っていらっしゃいます。

以前に通信教育で勉強し作成した「きめこみ人形」。お祝いの贈り物として喜ばれる「琉舞のかしかきのきめこみ人形」をもう一度作成したい、とTさんの想いは広がります。

和人形

「リウマチで痛みがひどい時はとても辛い。若い頃無理をして、自分でつくった病気だから、現実を受け入れて、一生向き合っていこうと思ってる」
ふれあい在宅マッサージと出会って、早いもので4年目…。
「マッサージの後は痛みが和らぎ体も軽くなる。今ではマッサージがないと生きていけない。本当に感謝しているよ」とおっしゃって下さいます。
「自分の足で歩いて、市場で新鮮なお魚やお野菜を買い物することが目標!」「週末、息子夫婦や孫達が訪ねてきて、一緒に夕食をとり過ごしてくれる。何より孫の成長が楽しみ」。そう話すTさんの笑顔は、とても素敵でした。
マッサージを通して、少しでもTさんのお力になれるように、私達も応援していきたいと思います。