ボランティアマッサージ 福島県相馬市

ボランティアマッサージ 福島県相馬市

海岸に近づくにつれ、船や自動車が打ち上げられ、電柱が根元から折れ、骨組みだけのスーパーやガソリンスタンドがある景色が広がっていました。
連日のニュースで報道されているような光景を目の当たりにし、驚愕しました。

今回は、保健センター職員と仮設住宅入居者を対象に、約30名の方にマッサージを行いました。仮設住宅は、壁が薄く、隣の生活音が筒抜けの長屋です。今まで普通に生活されていた方々が、このような住宅で先の見えない暮らしを今もしています。お世話になった保健センター職員の中には、明日が震災後初めてのお休みとおっしゃっている方もいました。今回ボランティアに参加し感じたことは、継続したボランティアを行う事の重要性でした。

<参加者の感想を紹介します>

想像とは違い被災地の皆さんの笑顔が見られた事は驚きでした。
約2か月体育館での避難所生活後、やっと仮設住宅に入れてホッとしているとおっしゃっていた方でも、頚肩部から脊際の緊張感が強く、かなりのストレス下で過ごされていた事が容易に想像できました。仮設住宅に介護ベッドが入った事を喜んでいる被災者がいました。日常の些細なサービスを受けられることが、こんなにQOLの向上に繋がるのだと痛感しました。我々のサービスもその中の一部であると思いますので、当たり前に受けられる体制が整えばと思いました。
(山梨事業所 トレーナー 内田 朝美)

今回、初めて被災地を訪問しました。未だに船が陸に打ち上がっていたり、家の骨組みしか残っていなかったりと、衝撃を受ける景色が多かったです。
マッサージを行った皆様に共通して感じたのは、肩背部の筋緊張が強いという事と、震災後の激務で休む時間がない為かこの2,3か月で身体に異変を感じている方が多いという事です。
(山梨事業所 施術者 明立 ゆい)

がれきの撤去や仮設住宅の整備など少しずつ復興に向かっている様子も見られましたが、悪臭や害虫など新たな問題も生じ、まだまだ厳しい状態にあると感じました。患者様には、共通して頚肩部や肩甲間部の筋緊張が強く見られました。特に職員の方は言葉数も少なく、横になって頂いても力が抜けず、ご自身では緊張状態にある事に気づかない程、気持ちが張りつめているようでした。
(山梨事業所 施術者 天野 由利恵)

ほとんどの方が肩背部の辛さを訴えられ、さらに腰痛や膝痛をお持ちの方がいらっしゃいました。やっと仮設住宅に入居できてホッとしたが2年後には出なければならない不安を話された方、漁師のご主人の仕事の先行きが見えず不安を抱えた若いお母さん、親族の亡くなった時の事を話して下さった方など、皆様厳しい状況が続いているのに、割と明るく話されていたのが、かえって聞いていて辛かったです。
(山梨事業所 施術者ふれあいパートナー橘 恵子)

 

株式会社フレアスボランティアマッサージ
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