熊本事業所『スピード』

この仕事に携わらせて頂いてから、常に心掛けている事があります。それは、受付→体験→初療の流れを迅速に(スピードをもって)対応する事です。

心疾患で両下肢浮腫の患者A様は、独居の為、週3回のマッサージをとても楽しみにされておられました。ある日、マッサージ師と運転同行で私も一緒に訪問した際、玄関先で一週間おきに薬の補充にいらっしゃる訪問看護の方が待機されていました。前日に患者様と連絡がつかず、マッサージの時は必ず鍵を開けておられるのをケアマネ・訪問看護の方々共有でご存じだった為にいらっしゃったそうです。家は、全て施錠されており、日中にもかかわらずカーテンが閉めてあり、リビングであるカーテンの隙間から電気の光が漏れていました。お風呂の場所でも電気が点灯していたので、いつもとご様子が違うとケアマネ・ご家族に緊急連絡し、来て頂きました。
患者様は、ベットに横たわられたまま死後硬直が始まっておられました。その日はこれから色々とお忙しくなる事も踏まえ、一旦退出させて頂きました。

後日、ご家族からの連絡でマッサージの日だけはしっかり覚えて頂いておられ、楽しみに待って頂いていた事、連絡がなければその日の3日後に来る予定であった為、私達のお陰で早く患者様に気付いてあげられた事にとても感謝のお言葉を頂きました。
その時同行していたマッサージ師さんにとっては、入社して2ヵ月での体験でした。今後も起こりうる事なので、対処法をお伝えする事ができ、ミーティング時にも他のメンバーに共有させて頂きました。

笑顔のおじいさん
 
年が明け、受付→体験を終え、初療当日にご逝去ということが2件ありました。主治医にも直接同意依頼し少しでもお待たせしないようにと動いていても、いつ何時、何が起きるかは分かりません。これほど患者様ご本人、ご家族に望んで頂いているのに、なにもできず終わってしまう事に悔しさを痛感します。
経営ビジョンにも、行動規則にもある「スピードをもって行動する」は確実に私ができる事であり、使命だと思って、今後も励んでいきたいと存じます。

熊本事業所 R・Tさん