富山事業所「創作活動に意欲的」

富山県富山市 E・O様(71歳)


 中学校の体育の先生をされていたOさんは、とても意欲的で、楽しく優しい方。現在、難病と闘っておられます。Oさんが描かれた鷺草の絵が、富山事業所の事務所に飾ってあります。マッサージのお礼にと、プレゼントして頂いたものです。

 3年前、リハビリ病院に通院されていた時、当時の主治医の先生より「Oさん、絵を始めてみませんか?」と勧められました。その頃すでに絵を描いていたOさんが「前から描いています」と答えたところ、「では、今度の受診の際、見せてくれませんか?」と言われました。
次回の受診日に、1枚の絵を主治医の先生に見せたところ、「素敵な絵ですね!」と大変褒められたそうです。以後、2週間毎の受診の度に1枚ずつ仕上げ、主治医の先生に見せていました。時には「病院内に飾らせてほしい」と頼まれたこともありました。主治医の先生が代わり、現在の院長先生が担当になっても、同じように絵を描いては1枚ずつ見せていたそうです。
そんな時、病院内のロビーに「ヒーリング・ギャラリー」が設けられ、前向きに頑張り、趣味に打ち込む人たちのために、「通院・入院患者の絵画展」が企画されました。栄えある第1回目の展示には、院長より推薦され、Oさんの作品が選ばれました。約1ヶ月間、「花シリーズ」10点の絵画が展示され、地元のTVニュースでも紹介されたそうです。

 その後も「ヒーリング・ギャラリー」は続き、通院や入院をされている方々やスタッフの皆さんを和ませています。
Oさんのお宅の居間には、朝顔や百合など3枚の花の絵のほか、キルティングで作った人形や小物、バック等、たくさんの作品が所狭しと並べられています。

あじさいイラスト

 Oさんご自身は大好きなお花の世話が出来ないので、優しいご主人が代わりにお花の水を変えたり、お世話をされています。でも「最近は世話をするのを嫌がって、もっぱら写真ばかりなのよ…」とお茶目に笑います。
 ご主人や息子さんと一緒に、美術館や植物園に出掛けることが楽しみで、「春になったらあそこに行きたい!ここに行きたい!」と夢が膨らみます。きっとまた素敵な絵が増えることでしょうね。スタッフ一同、素敵な新作を見せていただけることを心待ちにしています。