新潟事業所「フラダンスで喜びを」

新潟県新潟市 S・Kさん(80歳・黄色靭帯骨化症)


 Kさんのお宅には、ご本人様とたくさんの人がフラダンスの衣装を着て写った写真が飾ってあります。Kさんは、NHK新潟文化センター主催のフラダンス教室の講師をされているのです。
 20年くらい前にご主人と一緒に取り組んでいた社交ダンスを辞められてから、新潟ではまだあまり普及していなかったフラダンスを始めたそうです。最初は、仲間と集まってレッスンの後のお茶を飲むのが楽しみだったのが、気がついてみたらフラダンスの講師になっていたそうです。
 そんなKさんも10年くらい前から両膝が痛んだり、膝下の痺れを感じたりしていたそうです。それが平成22年1月4日に転倒して背中を打ってから、両足の痺れが強くなり、受診したところ、黄色靭帯骨化症と診断され、翌日入院して手術をされました。

 2月に退院されましたが、初めの頃は、両足の指が動かせない程でした。少しずつ回復しましたが、両足の浮腫と痺れのため歩行が困難になり、フラダンスをすることも、立って指導することもできない状態になってしまい、フラダンスの講師を辞めるつもりでした。しかし、生徒さんに「Kさんが講師を辞めるのであれば、フラダンスを辞める」「椅子に座ったままで良いから指導して欲しい」という声があり、思いとどまりました。それからは椅子に座りながらフラダンスの講師をされています。

南国の花
 
 ふれあいにはケアマネージャーからご紹介され、半年くらい前からマッサージを受けていただいています。「マッサージを受けると体だけでなく心も軽くなる」と話してくれました。まだ両足の痺れや浮腫があり、歩行も困難ですが、「人の為に」頑張っていらっしゃいます。
「人に頼られると、無理と思っても最後は引き受けてしまうのよ」というKさん。面倒見が良く、たとえ自分の体調が悪くても、人に喜んでもらおうという気持ちの強い方です。
これからもKさんが元気に講師を続けられるよう、サポートしていきたいと思います。

(取材協力:NHK新潟文化センター及びフラダンス教室生徒の皆様)