熊本事業所「生涯現役!!」

熊本県熊本市 Y・Oさん(72歳、慢性リウマチ)


 歩くことが苦痛でも、社会に貢献できる気丈夫なOさん。長年、戸坂稲荷神社のふもとで、優しいご主人とお二人で理容店を営んでいらっしゃいます。
 いつも来店される方への心遣いが温かく、笑顔で迎えてくださるOさんですが、慢性リウマチと闘う、心の強い方です。
 理容は、紀元前1000年以前から発達した整髪の技術です。もともと「理容外科」といわれ、医療とのかかわりが深く、皆さんが目にする理容店のサイン(赤・青のぐるぐる回る看板)は静脈と動脈を表すものだそうです。
 それゆえマッサージとの縁も深く、また、衛生管理にはとても気に使うお仕事。マッサージと同じ保健所の管轄で、いつお伺いしても清潔な香りが漂い、心がすがすがしくなります。

「痛いので、本音はゆっくり横になって過ごしたいけれどね」とおっしゃるOさん。本来働き者でじっとしていられないようで、心配するご主人を横目に、何か役に立ちたいとお店に出ています。

「井上施術者のマッサージのおかげで、最近は痛みが減ってきた。話も聞いていただけるので体調がいい」とおっしゃるOさん。今はリウマチのせいで、立ったままの散髪はできないそうですが、椅子に座って顔剃りと会話を担当しています。以前のようにとはいかなくても、長い経験と技術でお店に貢献されておられます。整髪はご主人、顔剃りはYさんと分担し、いつまでもお元気でいてほしいと思います。

床屋のイラスト

ご自慢のお孫さんはこの春、介護のお仕事でデビュー、社会に貢献されるとのこと。私たちも頼もしいです。