奈良事業所「ご家族に支えられ、日々前向きに努力」

奈良県奈良市 T・Mさん(84歳、脳梗塞)


Tさんの『窕』という字は、中国の文化や歴史がお好きだったお父様が、中国詩の中にある「窈窕」という言葉から引用されてつけられたそうです。窈窕とは美しく上品な様を意味し、Tさんもその名の通り、とても上品でお綺麗な方です。

そんなTさんが脳梗塞を発症したのが平成21年11月。長年住まわれた神奈川県小田原市を離れ、奈良へ移り住んだ矢先のことでした。
以来、右半身麻痺を抱え、寝たきりの生活となりましたが、日々前向きな姿勢で、訪問リハビリも併用しながら身体の回復に努めておられます。

最近ではマッサージ施術に加え、体幹の筋力増強訓練や両下肢に軽い抵抗を加えながらの運動も取り入れています。施術の後半には、端座位での施術や関節可動域訓練を行い、少しでも体を起こす時間を増やしていくよう試みています。少しずつではありますが、座位姿勢も安定されてきているように感じます。
ご家族も協力的で、現在も医師としてお勤めのご主人は、Tさんのために海苔巻きや雑炊、ホットケーキなども作ってくださるそうです。また、東京にお住まいの娘さんやお孫さんも、Tさんに会いに頻繁に奈良までいらっしゃるとのこと。お孫さんの話をされる時のTさんの優しい笑顔が、とても印象的でした。

おばあさんと家族のイラスト

いつの日か、ご家族全員揃って、奈良の地をゆっくり観光していただけるよう、我々スタッフも共に頑張りたいと思います。