山梨事業所『一期一会』

 入社して2ヶ月経った頃、先輩が他県に応援に行く事になった為、そのままシフトを受け継ぐ事になりました。県外出身の私にとって土地勘のない所での仕事で不安だらけだった事を思い出されます。
 先輩のように上手くマッサージが出来ず、患者様から『来なくていい』と言われた事がありました。その患者様は8年もフレアスを利用して下さっており、『●●さんが山梨に帰って来なければマッサージは終わりにする』と言われてしまいました。悔しくてたまらなかった僕はガングリオンが出来るまで何度も練習を続けました。
 
 ある日、その患者様が『最初よりちょっとは上手くなった』と仰って下さいました。常に患者様の訴えに耳を傾け、期待に応えられるように努力した結果が少しだけでた気がして、すごく熱いものが込上げてきたように感じました。そして訪問を重ねるごとに『待ってたぞ~』と言って下さり、施術後には『またお願いします』と笑顔で見送って下さいました。体調を崩されてもマッサージだけは受けたいとの事でずっと訪問を続けましたが、残念ながらつい先日、ご逝去されてしまいました。
 その患者さまからは一期一会という言葉の大切さを学ばせて頂いたように思います。

山梨事業所 T・Sさん

ひまわりのイラスト