秋田事業所「これも何かの縁ね!」

私が相談員になり、色んな患者様との出会いや別れもありましたが、1番感情移入してしまった事例をお話致します。
昨年の2月頃に、いつも仲良くして頂いてる、まるで近所のおじちゃまのようなタイプの気さくな男性ケアマネから1本の電話が入りました。「あ!伊藤さん!お願いしたい人居るから、今から情報FAXするね~」と。
そして電話はそれで終わって、FAXが早速流れてきました。正直そのケアマネさんは、毎度丸投げしてきますが、憎めないタイプの、本当に大好きないい方なんです!
そして早速情報を見ると、名前はK様。私の胸の中は、苦しく・悲しく・淋しく とても複雑な心境になりました。情報に書かれていた患者様は、私と同じ町内のご近所さんで、更に祖父の代からお付き合いのあった方でした。
その方は、我が家の先祖代々が眠る墓石を作ってくれた、地元では有名な石屋さんでした。ここ何年か顔見ないね~って家族と話をしてた時もありました。

そんなK様の情報の既往歴には、心不全*呼吸不全*腎不全*高血圧*糖尿病*脊髄小脳変性症*左大腿骨頚部骨折後遺症。
何年か会わないうちに、身体状態がこんな事になっていてと、複雑な気持ちのまま体験マッサージへ。

笑顔のクローバーのイラスト
 
何年振りかでお会いしたら、発語が困難な状態で、昔の活気あったK様とは変わっていましたが、ご挨拶して、私を思い出してもらったら、とっても笑顔になって下さって、「留美ちゃん大きくなったね!俺ね~、こんなになっちゃったよ~ 笑」って、やっとの言葉で笑いながら話してくれました。
奥様も笑って、「若い頃の悪さがたたったのよね~!パパ~」と笑って言っていました。過去の元気な姿を知っているだけに、胸が苦しくなりましたが、今の状態や病気をしっかり受け止めて、家族一丸となって過ごしている姿を見て、どこか安心しました。
無事に体験も終わり、ご自宅を後にする時、奥様がこっそり玄関先に出てきて私を呼び止め、「留美ちゃん!ビックリしたでしょ?パパあんなになっちゃってて。でも、留美ちゃんが担当相談員で良かった!これもきっと何かの縁ね!これからもパパの事宜しくね!」と言ってくれました。
ちょっと奥様と玄関先で涙してしまいましたが、2人で手を取り合って最後は笑顔!
私も何かの縁なのかな~って感じていたので、改めて相談員としてこれからも、どんな縁が待ってるかわかりませんが、1人1人のご縁を大切に、最高の笑顔と、フレアスの愛情を皆さんに届けて行きたいと思います。

秋田事業所 R・Iさん