『安心できる身体介助』ワークショップ17実施報告

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国家試験も終わって、あとは合格通知が届くのを待つばかり。卒業後に在宅現場で仕事をしていくのに必要な介助動作について、バイオメカニクスに基づいた講義と実践的な実技をお伝えしました。
介助動作は要介護状態にある高齢者を支えるうえで欠かせない技術です。マッサージをする場合にも、仰臥位から側臥位へ、側臥位から座位になる際には体位変換が必要となります。

どのように身体介助を行うと、患者さんは安心して姿勢を変えることができるでしょうか。介助を受ける側の自立度によっても、求められる介助方法は異なります。
様々な症状のある患者さんに対して安全に体を扱うために、バイオメカニクスに基づいて説明をしました。
介助のポイント説明図
体位変換には2つの大きな目的があります。
1つは「関節拘縮の予防」です。麻痺のある患者さんは自分で体を動かすことができないため、ずっと同じ姿勢のままでいると徐々に関節は動かしにくくなります。
2つ目の理由は「褥瘡の予防」です。患者さんが寝たきりの状態で過ごしていると、肘や踵、仙骨などの骨ばっているところがベッドに当たり、褥瘡ができやすくなります。このため、2~3時間おきに定期的な体位変換が必要とされています。
講義をする神田講師
体位変換とともに、患者様の自立度を上げるためには寝返り、起き上がりなどの訓練を行うことも勧められます。
基本動作を理解したうえで重心移動を行うと、介助者の体への負担が減るばかりでなく、患者様のADLを上げることにもつながります。
脚に触れての実技
次回は 4月8日(土)14時から開催予定です。テーマは『療養費制度について』
療養生活を送っている高齢者に鍼灸・マッサージを行う場合は、健康保険適用の対象となります。同意書の取得方法や療養費制度の仕組みについて、実例を挙げながら分かりやすく解説します。

 

【ご参加いただいた方の感想を一部紹介します】

「介助動作について1つ1つ動作と注意すべき点を再確認できました。
<支持基底面を小さくすること、体をコンパクトにすること、動作後のスペースをとること>を意識しながら、練習していきたいと思います。」(品川区・S様)

「10年ほど前に介護の現場にいましたが、パワー型でやっていたなぁと反省しました。
おたがい楽な姿勢でやっていたつもりでしたが…。」(川口市・K様)

動画で見る

『寝返り・起き上がり|安心できる身体介助』WS-17(3) 実技

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