フレアス通信 第十四号

杉並事業所『在宅ケア連携』

「来年(2016年)の1月からデイサービスに通うかも」
昨年12月、施術開始から1年となるある日に、ご家族から不意にお言葉を頂きました。この患者様は、90代女性で、施術部位は四肢の四部位。初療時の状態は、ADL全介助(自立しての寝返りも不可)の寝たきり。意思疎通不可。食事は胃ろうで摂っておりました。また、一年を通して数度の入退院。夏には容体が急変し、主治医の先生から、「あと2、3日」と宣告されたこともありました。

山梨事業所『一期一会』

入社して2ヶ月経った頃、先輩が他県に応援に行く事になった為、そのままシフトを受け継ぐ事になりました。県外出身の私にとって土地勘のない所での仕事で不安だらけだった事を思い出されます。

新潟事業所『考えを改めるきっかけ』

4か月前から週2回で訪問させていただいている、後縦靭帯骨化症の難病を抱えている患者様とのお話です。訪問が決まった当初の私の心境は、「在宅経験の浅い自分が行ってもあまり効果は望めないのではないか」、「指名でもないのに自分が週2回で行っていいものか」と弱気なものでした。

金沢事業所『我々の使命』

初療から8年半施術にお伺いし、今年の1月3日に亡くなられたI様の事を書かせていただきます。
I様は男性で、当時64歳、大脳基底核変性症を患い、発症から3年後の平成19年7月に初療にお伺いしました。

練馬事業所『笑顔の連鎖』

A様は、84歳男性、施設入居者。練馬事業所の記念すべき一人目の患者様です。認知症がかなり進行しており、話しかけてもこちらの言葉を理解せず、言葉は発するものの会話が成り立つことはありません。
施術は、ベッドに寝ているA様を、トントン、と起こして挨拶をするところから始まります。私は何とか意思疎通を図ろうと色々話しかけてみましたが、反応が返ってこないか、ちぐはぐな答えが返ってくるかのどちらかです。私はとにかく笑顔で話しかけ、何か伝わればいいなと思いながら施術に当たっていきました。

群馬事業所『素敵な出会い』

自慢できる事は何もありません。
患者様と触れ合う僅かな時間の中でたくさんの刺激を受け、家族の有り難さに改めて気づく事ができた、そんなちょっとしたいい刺激についてお話しします。

広島事業所『Mさんから教わったこと』

私にとって忘れられない患者様、8月にお見送りした「Mさん」のお話です。
Mさんは末期の癌で余命宣告を受けられており、訪問する度に下肢の痛みや背中の痛みを訴えていました。物言をハッキリ言う方でマッサージにも通い慣れており、毎回「ドキドキ」しながら訪問していました。

宮崎事業所『医師会の理事長』

今回、マッサージの同意書を新規の病院で頂いたお話を致します。患者様は重度身体障害者手帳をお持ちの方で、目が不自由で耳が難聴、心臓病、肩関節周囲炎、坐骨神経痛があり、右下肢に痺れがあるとのことで体験をさせて頂きました。

札幌事業所 『人生を変えた出会い』

かなり古い話ですが、訪問マッサージの仕事を始めるきっかけになった方との出会いを書きたいと思います。
その頃私は東京の治療院で働いていました。ある日、常連の方から「母も治療して欲しいのだけれど、1人ではとても歩けないので連れて来られない。往診に来てもらえないだろうか?」とお話がありました。数日後、私は治療院の仕事が終わってから、その方のお宅に向かいました。

秋田事業所「これも何かの縁ね!」

情報を見ると、名前はK様。私の胸の中は、苦しく・悲しく・淋しく とても複雑な心境になりました。情報に書かれていた患者様は、私と同じ町内のご近所さんで、更に祖父の代からお付き合いのあった方でした。
その方は、我が家の先祖代々が眠る墓石を作ってくれた、地元では有名な石屋さんでした。ここ何年か顔見ないね~って家族と話をしてた時もありました。

埼玉事業所「続ける事の大切さ」

この患者さんとの出逢いは1年前になります。脳出血後遺症で右半身麻痺がある方です。日本語教育関係の会社を経営されていて、講演先の九州で倒れてしまったそうですが、処置が早く幸いにも軽い麻痺で済んだとの事でした。
ポジティブな考えをお持ちの方で、訪問時には様々なお話をして下さいます。会社の事、今は亡き奥様の事、日常に起こっている事、人生の先輩からのお話に刺激を頂くことも多いのですが、その中でも特に印象に残っているのは、『何事も続ける事が一番大切なんだ』という一言です。

熊本事業所『スピード』

この仕事に携わらせて頂いてから、常に心掛けている事があります。それは、受付→体験→初療の流れを迅速に(スピードをもって)対応する事です。

山梨事業所『ICT活用で立ち会えた最期の輝き』

患者様の死に立ち会えないことをかねがね残念に感じておりましたが、サイボウズというグループウェアを活用したチーム医療介護に参加したことで、死による喪失感も埋めることが出来た気がします。

帯広事業所『H様との思い出』

H様(女性)との出会いは、私が専門学校を卒業し入社したばかりの頃の体験時でした。
H様は若い時からマッサージが好きで受け慣れている方。更にH様の関係者が見守る中、プレッシャーを感じていました。
体験から数日後H様のご家族よりマッサージを受けたい旨の連絡がありました。医師の同意書が出ていない状況の為、実費になりますが、それでも受けたいとのことで、すぐに開始となりました。

宇都宮事業所『楽しい時間の共有』

私自身、よりリンパケアに興味を持つきっかけとなった患者様の話です。
右下肢義足で左下肢に強い浮腫と重だるさがある方です。施術を始めるきっかけが、ご家族の浮腫改善の要望で、ご本人様はマッサージに興味がありませんでした。お試しでお会いした時は、恐い顔をされていて、正直に苦手だなと思っておりました。そして、そのまま担当させていただくことになりました。