インタビュー
フレアスでご自宅のように過ごしていただき、
ご家族ともに安らげる場所を作り上げたい。
フレアスメディカルケアホーム元橋本 看護管理者
小川琴子

Q.01 これまでの職歴を教えてください
看護師歴は35年ですが、出産と育児で10年ブランクが空いたこともあります。
総合病院、循環器病棟、外来と老健を経て、在宅支援室に配属されたことがきっかけで訪問分野に興味を持ち、施設内訪問看護が入っているホスピスの立ち上げに2拠点携わりました。 その後、一人一人に向き合う看護をしたく訪問看護ステーションを経験しましたが、夜間すぐに伺えないオンコールのもどかしさから、また施設内訪問看護に携わるようになりました。
Q.02 なぜフレアスへ入職しようと思ったのか、きっかけをお聞かせください!
一番は会社名に惹かれました。そしてロゴがなんだかとても気になりました。
後々意味を知ってとても素敵だなと思いましたが、これも入社しないと知り得ないことですね。 そして「その人がその人らしくあるために時間の価値の最大化に努める!」そのビジョンに惹かれました。 私はフレアスでご自宅のように過ごしていただき、ご家族ともに安らげる場所をスタッフ一丸となって作り上げたいと思いました。 また、最期の瞬間もその方らしい旅立ちとしてお見送りできたらと思っています。
Q.03 開設前後で苦労したこと、大変だったことは何ですか?
何もないところからのスタートで、スタッフ同士も「初めまして」ですが、そんな空間で立ち上がっていく瞬間が私は好きでした。
何をどこから始めるかワクワクするのですよね。 人によってはマニュアルやルールがあった方がいいと思っていたり、フォーマットのようなものが必要なときもあります。 しかし、この施設のメンバーたちが使いやすいもの、やりやすいものを作り出すことが一番であると考えており、少しずつ立ち上がっていく瞬間にやりがいを感じています。
Q.04 その他はどのような場面でやりがいを感じますか?
難問に苦戦し、どんな方法で立ち向かうかを考えるときです。
例えば、外出を希望している入居者様に対して難しい状態やさまざまな環境がある中で、どんな方法でご希望を叶えるか…。 たくさん困らせていただいて、それをどの方法で解決に導くか考えるときにやりがいを感じています!
Q.05 大事にしている看護観を教えてください。
まずその人を知ることです。誰に対しても、どんな考えからどんな思いでそうなったかを知るようにしています。
病気を知ることは看護師として最も必要なことですが、人は一人一人違うからこそ、違った表現・表出をしてくれます。
そこをどのように知り、どのように関わっていくかを大事にしています。
学生時代に急性期の患者様がいらっしゃいました。寡黙な方でなかなか話してくれず、毎日の実習記録にも一言二言記録するだけでした。
それでも表情であったり、毎日一緒にいたからこそわかる違いを感じることに徹底しました。
ただそばにいる、それだけの事でしたが患者様には大きな力だったと思います。
「苦しまずに最期を過ごしたい」と話してくれるようになり、実習の最終日、患者様と泣いてしまいました。
そして「一緒にいてくれてありがとう楽しかったよ」と言っていただけた、これが私の看護観の原点です。
Q.06 病院と比べて、施設だからこそできると感じるケアを教えてください。
ご家族ケアでしょうか。ゆっくりとご家族と向き合えることも施設ならではと感じます。
入居者様を交えてエピソードを話したり、ともに笑いあったりしています。 あとは、食事ができない入居者様でも元気な頃に飲んでいたものやコーヒーの匂いをかいだり、プシュとビールの缶を開けたり…。 そういった瞬間も入居者様と楽しんでいます。
応募を検討されている方に一言!
ぜひ一緒に、笑顔でのサービスをやってみませんか?
さまざまな入居者様がいらっしゃいます。 「できないことを出来るようにするにはどうしたらよいか」を考える職場です。 その人らしく過ごしていただくにはどうしたらよいかを一緒に考えませんか? 悩んだり迷ったりは、みんなで考える!職員一人一人に向き合ってくれる会社です。
