INTERVIEW杉山 慶介

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師

杉山 慶介

一般的な整骨院と在宅マッサージの
大きな違い

入社のきっかけ

もともと、大学に通っていたのですが、
中退して、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の道へ進むため、専門学校へ入学。
身内がその業界にいたことが、大きな要因のひとつでした。
まずは実務経験を積んで、その後、教員になる。
当時はそんなことを考えていましたね。

もともと業界に興味があったこともあり、在宅マッサージ自体は知っていました。

よくある整骨院は一般の方を相手に、在宅マッサージは、体に疾患がある方を相手に行うサービス。
似たようなサービスであっても、その目的ややりがいは異質のもの。
どうせ実務経験を積むなら、自分がよりやりがいを感じられそうな在宅マッサージ。
そしてその中でも、先進的な取り組みをし続けているフレアスにしようと決めていました。

初年度100時間、100万円の研修

フレアスでは、施術スタッフとして入社した方に対して、入社初年度で100時間の研修があります。それに加えて、仕事をする心構え、会社としての考え方などの研修が加わり、1年の間でも、かなりの研修が用意されています。
一説によると、一人当たり初年度の教育研修に100万円の価値があるとか。
会社としてもかなり教育に力を入れていると思いますね。

実際に、自分も基本的なことは学校でやっていたのですが、フレアスの研修はとても充実している印象を持ちました。

マッサージの技術はもちろんですが、
在宅マッサージという特性上、たとえば車イスからどうやってベッドに移動させるか、
なぜ、ただ抱きかかえて移動するだけではダメなのか。こういったことを体系的に学べる機会はそれほどないように思います。
また、実際の現場では、施術をして終わりではなく、ご利用者様に保険適用などの説明をするシーンもあるので、保険適用についてを学ぶ座学などもあったり。
技術はもちろんのこと、サービスやホスピタリティといった面までをカバーする研修は、かなり実践的で、サービスの品質にはかなり力を入れている印象がありました。

またこの研修を通して、同期入社のメンバーとも距離が近づけられたのもよかったですね。
地域や年代の違う仲間とも、一定期間同じ研修を受けることで仲良くなり、配属でバラバラになった今でも交流があるメンバーも多いです。

一般的な整骨院と在宅マッサージの大きな違い

はじめて、一人で現場に出たのは入社から2か月ほど経った6月くらいのとき。
もちろん、その前に先輩と同行しながら、施術に入るところから、終わるまでの一連の流れは見ていました。
まさに、見るとやるでは大違いで、最初の頃は緊張しっぱなしで、ご利用者様とお話しする余裕なんて全くなかったのを覚えています。

でも、それが慣れてくると、ご利用者様との何気ない会話も楽しめるようになりました、
ご利用者様とは、基本的に週1回以上は定期的にお会いすることになるのですが、
その都度、施術しながらご利用者様の人生経験豊富なお話を聞くのが楽しくなってきたのです。

一般的な整骨院の場合、なかなかこうはなりません。
在宅マッサージの場合は、決められた期間、日程で、こちらから特定のご利用者様に訪問する仕組み。だからこそ、一人のご利用者様と向き合い、深いお付き合いができるようになるのだと思います。

でも、楽しいことばかりではないことも事実。
仕事としての大変さはもちろんですが、在宅マッサージという特性上、ご利用者様とのお別れも、実際にある話です。

ある日、いつものように在宅マッサージにお伺いしたら、
ご利用者様は亡くなられたと。短い間でしたがよくしていただき、本当にありがとうございました。と亡くなられた旦那様の奥様から伝えられました。

寝たきりになってしまい、なかなかお話もままならないご利用者様でした。
でも、起き上がり歩けるようになるよう、施術も工夫したり、なるべくご利用者様ご本人に声をかけるようにしたりしていましたが、それがかなわなかったことを知り、悲しい気持ちになったのを覚えています。

今後、ご自宅で最期を迎える方はもっと増えていくでしょう。
もちろん、お亡くなりになることはとても悲しいことですし、ご家族にとってはつらいこと。
でも、その最後を迎えるときに寝たきりで迎えるのと、人としての尊厳をもった状態で、最後を迎えるのとでは、きっと何か違うと思うのです。

在宅マッサージは、生活や尊厳を与え、人の人生に向き合う誇りある仕事であると思います。これこそが、一般的な整骨院と訪問マッサージの大きな違いなんだと思います。